ワタシが子供の頃、繰り返し読んだ漫画が「オバQ」で、収録された本数が一番多いのがFFランド版の単行本だと思います(てんとう虫コミックスは傑作選でたった6巻です)。
昔、虫コミックス(全12巻)は全巻持っていましたが、今はこのFFランド版(全20巻)だけを全巻持っています。巻頭のセル画と巻末の連載漫画が不思議な単行本です。オバQ誕生編では、各学年雑誌のバージョンを並べて見せるなど、工夫がされているのが魅力ですね。
色々な事情で新書での発売がされないままでいますから、こうやって古書で買うしかないワケですけど、そういったコトがなくて全てが普通に出版されていたとして、昔のファン以外に広く読まれるコトがあるのかどうか、疑問に感じます。日本人は限定とかプレミアっていう言葉に弱いですからね。
ワタシは今でも大好きな作品ですけど、若い人達にはどうなんだろう、今は4コママンガのほうが強いんじゃないですかね。昔の生活をご存じない方々には分かりにくい部分も多いですし、多分に子供向けだし、大金はたいて買う価値があるのかどうか。別に若い人達にこのマンガの魅力を知って欲しいとも思わないですしね。
逆に、子供の頃愛読していた方々には、もうこんなマンガはないですからお勧めです。オバQのあのボケっぷりやとぼけた表情や愛嬌・人情など、忘れられない魅力が沢山詰め込まれています。アイディアの突飛さや強引過ぎる落とし方も、今となっては懐かしいです。読んでいた子供時代の想い出と直結している作品なので、普通の評価は不可能ですね。
ともかく、この値段は尋常じゃありません。購入を検討している方も一度冷静になって、いつの日かの再販を待ったほうがいいと思います。急ぐ必要はない作品ですよ。